【南スーダン】現状まとめ〜三行で解説〜

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■三行解説

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南スーダンの大統領が別民族の副大統領を首にした。
副大統領が元政府軍を味方にして、反乱を起こした。
副大統領も結構強い、どっちが勝つか分からない。

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■詳細

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ディンカ族の大統領がヌエル族の副大統領を｢クーデター容疑｣で解任
→副大統領､抗議するも受け入れられず､更に全閣僚の更迭及び副大統領派の逮捕・投獄
→副大統領､首都ジュバでクーデター敢行するも失敗(この時大統領親衛隊の制圧作戦でヌエル族一般人巻き添え)
→副大統領､北部に逃げ､ヌエル族多数派地域のユニティ州とジョングレイ州を掌握し、
　北スーダンの抑えを担当する元南スーダン正規軍の
　陸軍第4師団（第4自動車化師団(T-72AV､シルカ等保有の重装備師団)1〜2万人）を中核に反乱軍誕生(周到な準備)
→全土でヌエル族武装組織｢白の軍｣2万5000人が同調蜂起
→衝突後大統領が即時停戦を提案するも副大統領は｢ふざけるな｣と拒否
→ヌエル族武装民兵組織「白の軍」を吸収、ジョングレイ州州都ボル近郊で政府軍と戦闘に突入
　12/19　反乱軍がボル制圧
→政府軍、攻撃ヘリを投入し、12/25ボル制圧、白の軍後退
→後退した白の軍が、ボルに対して再度夜襲攻撃、12/31ボルを再制圧
→北部油田地帯、中部要衝ボルを制圧した反乱軍、即時停戦合意（エチオピアで和平会談に応じる）声明を発表
→一瞬で体制を逆転された政府軍、
　あまりに不利な南スーダン政府は和平会談入りを拒否し、停戦合意を無視、ボルに対して猛烈な攻撃を開始
　反乱軍はボルで民間人を強制徴兵し、首都ジュバへ進撃したとの情報
　このため、ジョングレイ州・ユニティ州に非常事態宣言を発令
　1月4日現在、政府軍・反乱軍とも原則として停戦に同意するも、停戦開始日時については未定
→1月4日現在、ボルの南24km地点（14マイル）で戦闘中

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